FIREWORKSはIllustratorやPhotoshopに比べて後発のソフトです。
つまりWebデザインという分野そのものが、1990年代の後半に産まれた業種であるからなのですが、
それ以前のクリエイターは、DTP時代のソフトウエアであるIllustratorやPhotoshopを使用していました。
もちろん、現在も多くのユーザーはIllustratorやPhotoshopでWebグラフィックを作成しています。
FIREWORKSは、それらの市場のことを考慮しているからでしょうか?IllustratorやPhotoshopのファイルの読み込みに優れています。
もちろん、Illustratorはベクター系のドローソフトであり、Photoshopはラスター系のペイントソフトですから
全ての情報をそのまま読み込めるわけではありませんが、Illustratorで作成したパスデータや、Photoshopのレイヤーなど
肝心な部分はしっかりと読み込む事が可能になっています。
ベクター系のソフトウエアで作成したデータの読み込みとしては、
●Adobe Illustrator
●Macromedia FreeHand
●CorelDRAW
などのデータを読み込むことが可能になっています。Illustratorに関してはEPS形式のファイルも読み込みが可能になりましたので
DTPで使用していた多くの資産を、Webに展開する事が可能になったといえるでしょう。
ベクター系のソフトウエアで作成したデータを読み込むには、[ファイル]→[開く]でファイルをします。
上記のベクター系のアプリケーションで作成したファイルならば、[ベクターファイルオプション]のダイアログボックスが表示されますから、そこで必要な項目をチェックして読み込みます。IllustratorやFreeHandで作成したベジェ曲線のデータも、そのままFIREWORKSでパスオブジェクトに変換されていますので、大変便利です。
例えば、FIREWORKSにはないベジェの描画機能などは、IllustratorやFreeHandなどで作成したものを読み込むとよいでしょう。
ラスター系のソフトウエアとしての代表格とも言えるAdobe Photoshopとの互換性は、
FIREWORKSの場合は極めて高いと往ってもよいでしょう。
Photoshopのデフォルトの保存形式であるPhotoshop PSDフォーマットの場合は、Photoshopで作成したレイヤーの状態もそのまま読み込む事が可能になっています。レイヤーの状態はもちろん、レイヤーの順序やレイヤーの名称もそのままにFIREWORKSに読み込む事ができます。
特にFIREWORKS4からは、読み込んだPhotoshopPSDフォーマットのデータをFIREWORKSで加工し、再びPhotoshopPSD形式で書き出す事が可能になりましたので、ある意味ではFIREWORKSとPhotoshopはシームレスに機能していると言ってもよいでしょう。
読み込み同様に、FIREWORKSは他のソフトウエアの形式で保存する機能にも優れています。
FIREWORKSで書出しができる、他のソフトの形式は以下の通りです。
●Photoshop PSD 形式
●Illustrator7形式
●Director 形式
●Flash SWF形式

書出しに関しても、FIREWORKSのデータをそのまま書き出せる訳ではありません。
例えば、FIREWORKSで作成したパスオブジェクトに対して、ストロークやパターン塗りの設定は、Illustratorには引き渡せません。ですが、FIREWORKSで作成したパスは、Illustratorで書出しを行った後も、ベジェ曲線を修正できるというメリットは見逃せません。
FIREWORKSで作成したパスデータに関しては、そのつどファイルを書き出さなくても、
コピー&ペーストでベクター系のソフトに情報を渡す事も可能になりまた。
FIREWORKSでパスオブジェクトを選択した状態で[編集]→[ベクターとしてコピー]を実行します。
この時点で、FIREWORKSで作成したパスは、ベクター情報としてクリップボードに記録されているので、
IllustratorやFlashにそのままペーストすることが可能です。
その他、細かい方法やテクニックに関しては、後のトレーニングページで個別に詳しく解説します。 |
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