このことは、Dreamweaver Fireworks Studioの連携のトレーニングでも触れましたが
Webページデザインしたり、サイトを構築する作業は、他のメディア(印刷や映像など)に比較して、
訂正作業や修正が頻繁に行われる傾向にあるようです。
それは、印刷して配本された本やポスター、チラシ、あるいは製品になったVTRやDVD、CD-ROMとは異なり
Webはユーザーが直接サーバーにアップしているデータを見ているので、
いつでもデータさえ修正すれば最新版に更新できるという悪循環も関係しているのかもしれませんが、
なにわともあれ、結果としては訂正や修正が頻繁に行われているメディアのようです。
さらにWeb上で公開しているページのほとんどは、情報が命です。
一回見たサイトが次に訪問しても前回と同じ内容ならば、3度目の訪問はないと考えるべきでしょう。
しかし、HTMLのテキストの訂正ならば、比較的簡単に行う事ができますが、画像ファイルの訂正となるとどうでしょうか?
前にも触れましたが、FIREWORKS登場以前にタイトル文字の訂正があった場合は、
ベクター系のソフトで文字のデザインを修正し、それをラスター系のソフトで修正し、
さらにWeb用に画像を最適化して書き出さなくてはなりませんでした。

FIREWORKS登場以降は、それらの工程がFIREWORKS一本ですべてが完了し、
さらにDreamweaverというHTMLエディタとシームレスな関係によって、
自在に画像ファイルをコントロールできるようになったのです。
そして、FIREWORKS単体としてもさまざまにグラフィックを効率良く管理する機能が多く備わっています。
Webページの場合は、ボタンやタイトル(ヘッドやリード、見出しも含めて)で、複数のページに渡って同じデザインが使われる事があります。
新しくタイトルやボタンを作るには、前回作成したデザインのパターンを踏襲すると、短時間でグラフィックを作成できます。
FIREWORKSでは、一度作成したグラフィックの設定を保存できる機能に優れています。
例えば、ストロークのパターンや、グラデーションのパターン、塗りのパターン、テクスチャ、エフェクトの設定などは
それぞれに名前を付けて保存する事が可能です。
また、それらをまとめて[スタイル]として登録保存することによって、一発で設定を適用する事が可能です。

あるいは、一度作成したイラストレーションなどは、[シンボル]という機能を使って
何度でも再利用することが可能になりました。

また、設定だけでなく、実際の作業工程もそのまま保存することが可能です。
FIREWORKSには[コマンド]という機能があります。これはドキュメント内で行った作業工程をすべて
JavaScriptというスクリプトによって記録する仕組みです。作成したコマンドは1つのファイルとして独立していますので
複数の画像ファイルに対してのバッチ処置や、Dreamweaverからコマンドファイルに対して命令を与えて
グラフィックを自動生成をさせる…という高度なテクニックを実現する事も可能なのです。
頻繁に更新されるサイトであればこそ、これらの機能をうまく使って、短時間でグラフィックを作成できるように心掛けたいものです。
そして今までの作業工程に比べて、時間的に余裕が産まれたら、その時間をじっくりデザインする時間に割り当てるのもよいでしょう。 |
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