DREAMWEAVERの[カラーピッカー]の上部には、OSのシステムカラーから色をピックアップできるようになっています。
この時に[カラーピッカー]のオプションポップアップで[Webセーフカラーにスナップ]のチェックを外しておくと、
微妙な色を表現する事が可能になります。

Macintoshの場合のシステムカラーには、HSVやHLSなどの色相/明度/彩度を数値で
色表現することが可能ですし、印刷用のカラーテーブルであるCMYKなどのカラーテーブルも用意されています。
Windowsの場合のシステムカラーでも色相/明度/彩度を数値で指定できます。

いずれもWebセーフカラーでは表現できない微妙な色表現を得る事ができます。
Webセーフカラー以外の色を使用する場合の注意点は、制作者のOSと異なる環境のOSを
使用しているユーザーとは見え方が異なるという点です。
つまりMacintoshとWindowsでは、OSが定義しているモニタのガンマ値が異なっているためです。
16進数のRGBでは、それぞれのカラーを256色の表現を行うことが可能ですから、
256×256×256で1267万色のフルカラーでの指定が可能になります。
しかし、HTMLではそれを数式で記述しているわけですから、
色の再現は数式を解釈して表現するコンピュータのOSに依存することになるのです。
明度や彩度で微妙な変化を付けている色表現に関しては、特に注意が必要になります。
とはいえ、大袈裟に言うと黄色が赤色に見えるということはありませんから、
デザインを含めて制作者は色再現の許容範囲をどこに基準を置くのかが重要になると思います。
また、FIREWORKSなどのWebグラフィックソフトのGIF画像の書き出しでは、
Webセーフカラーよりも「Webスナップアダプティブ」という
カラーパレットを使って書き出す事が主流になってきています。
Webスナップアダアプティブとは、簡単に言うと「フルカラー環境下でのWebセーフカラー」ということです。
現在のインターネットを見ているユーザーの環境を考えると、
Webセーフカラーに限定されない色表現を考慮してみるのもよいでしょう。
■コラム
インターネットによるWebページによるコミュニケーションが始まった当時は、
まだまだ256色しか表現できないパソコンが世界中に存在しました。
しかし、現在ではどうでしょうか?
現在市販されているコンピュータで256色しか表現できないパソコンは
存在しないと言ってもよいでしょう。
Webページの作成は、どのような環境下にあるユーザーでも見え方を保証してデザインを行うことが基本です。
少数派だからと言って切り捨てを行わない事は大切な姿勢です。
しかし、一方では「誰にサイトを見てもらうのか?」という部分を考慮して、
デザインを含めた表現を行なう事も大切です。
すべての制作者に共通する解答は存在しないと思います。
しかし、すべての制作者が同じページを作るわけではありません。
結論はみなさんのサイトの特性によってさまざまなのではないでしょうか |
|
|