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1996年から続いているWebマスターの日記

シリコンカフェのマスターの日記
2004年版




121日・曜日

音声ブラウザ

ワイアードをCSSを切った状態で見ていて、ぼんやりと考えたことがある。現在シリコンカフェはアクセシビリティに対応する実験を行っている。断っておくが、アクセシビリティに準拠しようとか、そんなことではなく、仕事としてアクセシビリティに関わっているので、その実験とか検証のためである(誰に向かって断っているのだ?)

アクセシブルなサイトを考えるときに、音声ブラウザでの対応というものがある。音声ブラウザに対して最も効果的なものは、HTML内での文書を構造化し、できるかぎりCSSを使って装飾的要素を排除することだと思う。まあ、その究極みたいなものがXHTMLとCSSなわけで(ただし、こんなもんは究極でもなく、近いうちにスタンダードになる仕様なのだが)。

で、フルCSSのレイアウトを組み上げる際に、音声ブラウザのことを考えて、いろんな仕掛けみたいなものを作ったりする。なので、実際に音声ブラウザで読み上げてみたりして、驚いたり、呆れたりしてみたりするわけです。

ワタシの使用している音声ブラウザは、IBMのホームページリーダーというやつで、日本では一般的に使われているものだと思う。このホームページリーダーのCSSの解釈で、面白いのは、表示に関するものだ。 「display: none;」だったり「visibility: hidden;」なんてのは、本来制作者の意思として表示を見せないようにしているわけである。しかしながら、文書の情報としてはちゃんと残しておきたい。伝えたいものであったりもする。だが、ホームページリーダーは、ブラウザと同様にこの設定を読み飛ばしてしまうのである。

最初は、これが納得いかなかった。でも、最近、これは正しいような気がしてきた。同時に非表示しても文書に組み込む情報というのは、本来どうあるべきか…みたいなことを考えるようになった。つまりCSSをオフにした状態のユーザーに提供するもの…というようなこと。

まだ、考えている最中なので結論は出ていないけど、ワイアードのページを見ていて、ヒントがあるような気がした。

●参考:ワイアードの仕様の翻訳ページ

122日・曜日

6時に退社

先週に続いて6時に退社。木曜日は嫁の歯医者の日なので、帰りに待ち合わせをする。先週やっていたアウトレットがまだやっていて、本日も大量に冬物を購入。僕は先週どっさり買ったので、おなかいっぱいなのだが、女性はなかなかそうはいかないみたいだ(笑)。でも、それを見ているのがいいんだけどね。それはそれで。

両肩に一杯買い物して、さらに大きな紙袋。その足で紀伊国屋。またもコンピュータ関連の書籍を3冊ほど購入。先週から本ばかり買っている。まあ、それは次の書籍の資料でもあるわけなのだが、それでも購入できるようになったのは嬉しい。

考えてみれば、東京に来る前は毎月、なんだかんだと5万円くらいは本を購入していた、それはコンピュータ関連だけじゃなくて、小説や漫画や、画集や写真集や小説や、映画やSFやフィギアの本…。湯水のように、カネのことなんて、これっぽっちも気にしないで本を買っていた。しかし、東京に来て貯金を使い果たしてからは、本当に何も買えなかった。本に関してはこの2年くらい貧しかった。でも、ようやく、仕事関連の書籍に関しては、カネを気にしないで購入できるようになった。

そのことに感謝している。東京に来てからどん底だった。どんどん堕ちていくのが分かった。そして屈辱の会社員になり、また転職して、そして一年。毎日悔しい思いをして日々を送っているが、それが自分にとってよかったと思っている。このままでよいのだ。なぜならば、こうした悔しさとか、ちょっぴり幸福になってきたことを大きく感謝できるから。裕福では味わえない…なんて負け惜しみ言ってみる(笑)。

せこい成功で喜ぶより、どーんと負けっぷりよく頑張ってみるのもよい。じっと手を見る毎日がモノを作っていく自分にとって、大きなプラスになっているのではないか…などと負け惜しみを続けてみる。どん底とは何かを知っていることが大切なのかも。

まあ、人生長くて、それこそ山アリ谷アリ。起伏の大きさだけは負けない。…つか、そんなもんで勝ちたくないけどね(笑)。

この先の人生なんてわかんないけど、諦めないで生きていきたい。たとえどんなにみっともなくても、かっこ悪くても。何を思われようが、笑われようが、諦めたくない。諦めたくないことをこの年齢まで継続することが大切なんだと、自分に言い聞かせる。

買い物終わって、最上階の中国料理店で食事。最近、夫婦だけで外食する機会が増えた。娘も大きくなってきた恩恵か?(笑)

けっこう高級感ある感じの店なのに、安く済んだ。気に入ったので、また来ようね…と。

G-TOOL復活

G-TOOLを復活させようと思っている。とりあえず、3Dばかりの画像素材である「G-TOOL2」のコンテンツに対して、テンプレート化している。今回はフルCSSなので、けっこう手間がかかるが、その分完成させていく楽しみがある。CSSレイアウトは、とにかく数をこなさないとダメだ。いくら書籍を読んだり、Webで情報集めたところで、何のスキルも身につかない。また、コードが書けるだけでもアカンし、理論だけでもだめ。数こなしてナンボ。最近、頭でっかちの知ったかぶりばかりで、うんざり。自分でやれよ、アホ。…とか思うが、まあ人のことはどうでもいい。

自分で身につけたスキルは搾取されない。当然誰にもあげない。無駄な自慢話しているくらいなら、CSSレイアウトのTIPS考えとけ。笑っているのもいまのうちだ。俺は作り続ける。黙って。

124日・曜日

体調悪い

ここんとこ、ずっと体調が悪い。致命的にダウンすることはないのだけど、この夏を越えたあたりからずっと体調が悪い。風邪が治らない…とか、花粉症の疑いもあるのだけどね。なんか、体がだるい。ずっと微熱が続いているような感じだ。時々頭痛も酷くなるし。発熱している感じもある。

妻が心配する。「あなたは限界点を越えるまで医者に行かないから」と叱られる。確かにその通りで、十二指腸潰瘍にしても、虫歯もそうだ。この際、ちゃんと検診してもらいなさい…と忠告される。考えてみれば年齢も年齢なのである。実際に体にガタが来ていることを実感することが多い。

体調の悪さの大きな原因は睡眠時間の不足だろう。特にこの会社に来てからの生活のリズムの取りかたは難しい。結局毎日5時間弱くらいしか寝ていない。本当は8時間くらい平気で寝てしまう体質なのに。

昨晩は、真っ赤な目をして妻に気持ち悪がられる。抗菌の目薬滴す。そのうち顔面が痺れてくるような感覚になる。これも睡眠不足のせいだろう。

相変わらず汚い、会社の机会社勤めのストレスは徐々になくなりつつある。原因は解決していないけど、こっち側が「気にしない」ことにしたので。本質的に改善するなら、退職しかないだろう。そのことについては、もう少し先に考える。今は、とにかくストレスを感じないように日中を過ごすように、自分自身が心がけている。

会社関連がそういうこと、であると同時に、自分自身に課したミッションを大切にしている。こちらは全て充実している。湯水のようにアイデアが湧き出る。実行するコマンド山の如し。まあ、実行できないイライラがストレスになっているかもしれないけど、自分の歩いている先には、輝いているものが見え隠れしているから、だから生きていける。元気になる。そういうものだ。

散髪した

久々に髪の毛を切る。短くしてスキーリ。改めて鏡を見て、白髪が大量に増えていることに気がつく。特に前頭葉の部分は三分の一が白髪になっている。このままヘアダイもマニュキュアもせず、白髪のままでいこうと思った。このトシで茶髪はイタすぎだし。おかげさまで…と思うことは、ハゲなくてよかった…ってことかな。うん。

125日・曜日

G-TOOL2を作りながら

ようやくG-TOOL2のコンテンツを公開することができた。G-TOOLというのは、かつてのシリコンカフェのメインコンテンツである。1996年の夏に思いついた「ホームページ作成用無料素材集」というやつで、これのおかげで、僕は色々な経験もさせてもらった。

あれこれ作りながら1996年の頃を思い出していた。そして2000年前後のこと。インターネットに関わって自分自身本当に色々と変化してきたと思う。2004年も終わりそうな今、おそらく3年ぶりくらいに本気でシリコンカフェをリニューアルしようとしている。また色々と本気になっているのだ。かなり本気、まじ本気、けっこう本気。

う~ん、なんかもっともっと書きたいことはいっぱいあったのだが、ちょっと気が抜けたかな…(笑)。とにかく今回は、ほんのきっかけにすぎない。本命のG-TOOLだって、Fireworks徹底検証も、エンゼルアワーも、FIRECRACKERも、Captivateも、CSSもXHTMLも…。さまざまなコンテンツを近日中に連続公開する予定。なにより自分が楽しめるサイトでありたいし、自分がワクワクしたい。もうすぐホームページを公開して10年になるのだからね。このサイトは俺だし、俺はこのサイトなんだよ。

Windows2000とInternet Explorer5

過去のコンテンツを救い上げてこようと、Windows2000マシンにアクセス。これは昨年くらいまでメインで使っていたDeLLのマシンで。一応ペンティアム4の2GB。メモリも1GBとそこそこなんだけど、OSはWindows2000。この環境だとInternet Explorerの5なんだよ。「5」。5.5でも6でもない。

久々にInternet Explorer 5で自分のサイトをチェックすると、数箇所エラーを発見。まあ、エラーってほどじゃないけど、要するにInternet Explorerの6や5.5、Macintosh版の5.2や5.1には対応してあることが、5にはやっていなかったのさ。あちゃ~。ぼちぼち修繕しないとね。CSSのこういった表示対応は、本当に色々な環境でテストしなあかんな。これはDiCE時代に痛切に感じたことだけど、これからも欠かせないよな。

さて、明日は朝一番のMMは欠席させてもらうが、午前中に急遽プライベートな用事。さっさと寝よう…と思ったのだが、午後一番のプレゼンが完成していなかった…。もしかして徹夜?

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126日・曜日

ブログとミクシィ

色々な人に会う度に、よく聞かれるのが「森川さん…ってブログしないんですか…」って言われる。そのたびに、設定が面倒なので…とか言っているのだが、実は僕はブログが嫌いだ。  以上。

なぜ、キライか…と言うと理由はよく分からない。でも直感的にキライなのだよ。昨年の秋に、久々に関西を訪れて神田さんに会った。神田さんは「森川さん、これからはブログが絶対にブームになるから、やっておいたほうがよいですよ」と言われた。「日記のコンテンツが作れなかった僕でも、ブログなら続けられそうですからね」…と。

言っていることはよく理解できた。しかし、僕はブログが好きではない。理由は分からない。直感的にそう思う。というか、日記よりも自分のサイトを作っているほうが楽しいのだ。もちろん、機能としてトラックバックや、コメント、RSS配信などを考えると、ブログも魅力的なのだが、イマイチ乗り気になれない。なぜだろう。

同じくミクシイにしても、以前のように中毒症状が抜けてしまった。これも理由がよくわからないけど、ミクシイよりも、自分のサイトで日記を書いたり、コンテンツを作りこんでいくほうが楽しいし、自分自身が「それが重要」と言っているような気がする。

確かに、ミクシイでの日記は楽しいし、コメントを書いてもらうと嬉しい。それに比べると、シリコンカフェの日記は、トラックバックもコメントも、BBSさえもサイト内にはないから、寂しい限りだ。けど、僕はこうして、自分のサイトに日記を書くのが好きなのだ。

誰に向かって書いているのか

もともと、日記とは第三者に読んでもらうためではない。…なんてことをWeb日記の在り方について再定義しても仕方ないのだが、僕の場合、誰に向かって書いているのか…最近、それがようやく分かってきた。それは自分に向かって書いているのだ。あるいは自分によく似た人に向けて書いている。日記なのだから、あたりまえと言えば、あたりまえの話。でも、自分にしてみれば、それは大きな発見だったのだよ。

129日・曜日

ジェット☆ダイスケが
ブログを続ける理由

ジェット☆ダイスケ氏が、ブログの中で「森川眞行氏がブログをしない理由」という記述をしてくれた。彼曰く、自分がブログを続ける理由は「とても手軽なCMSだから」であるという。

実は、この理由で私にブログを薦めたのは、神田さんだけではなく、私の同僚で後ろの座席に座っているCSSの神様にも同じ事を言われた。実際に、なにをやっても三日坊主というか、自らメディアを名乗り、情報発信を行うことを生業とするわりに、継続に弱いビデオジャーナリスト(最近はバーのマスター)がブログを続けていることは奇跡だと思うし、ブログだから続けられるという証なんだと思う。

実は、私も今年になってから、ブログを体験している。9月16日にキックオフイベントを行った「アックゼロヨン」の公式サイトで、審査員として…管理者としてブログを機能させている。機能としてはMovableTypeを実装しているこのサイトは、審査員や管理者のコメントだけでなく、一般の記事に対しても、MovableTypeを使っている。そして、使ってみた感想は…「めんどくさい」ということであった。

特に、このページを作成したときは面倒くささを感じてしまった。理由は画像のアップロードとCSSのマークアップ。…まあ、このページはちょっと特殊だから、本来こんなことでめげていてはイケナイのかもしれない。

それに比べて、今のスタイル。つまりDreamweaverのリピート領域を使うのは、それほど面倒ではない。もちろん日付を手動で入れることは面倒なんだけどね。あと一ヶ月に一回バックナンバーのページを生成すること。さらにテンプレートのページにバックナンバーを追加して、前ページにボタン追加を自動更新すること。

あれ、こう考えると…かなり面倒じゃないか…。う~ん、困ったなあ。やっぱMovableTypeにしようかな…。もしかしたら、MovableTypeが面倒と感じているのは、僕の修行が足りないからかもしれない。

Contribute

そのジェット☆ダイスケ氏は「コントリビュートでも買おうかな?と考えたこともありましたけど」と述べている。改めて、「あ、わしらにはContributeがある」とも思いました。

いま、このサイトの日記…というかサイトのローカルデータは、日々仕事で使用しているノートパソコンの中にあるんですが、最近はこのパソコンを毎日持って帰るのがイヤで、会社において帰宅しています。

Contributeの商品写真どうせ、自宅に到着しても夜遅いし、それに家でパソコンに向かうと、結局夜更かししてしまうので、日々の生活を圧迫するし…ってな理由です。しかし、結局は自宅に到着しても、ミクシイしたりして、なんだかんだとパソコンに向かっている。そうなると、やはり日記を更新したくなる。そうなると、やはりノートパソコン持って帰らないとアカンのか…いやだなあ…。と思っておりました。

でも、わしらにはContributeがあるんだよね。そうだった、その通り。いいこと思い出した(つか、なんで今まで思いつかなかったのか)。そっちの方面もいろいろ考えてみることにしよう。ありがとジェット☆ダイスケ。

1212日・曜日

この週末

10日の金曜日は娘の誕生日。恒例の手作りケーキだ。この数年家族の誕生日は手作りのケーキだ。(+バレンタイン)嫁の誕生日の場合は娘がケーキを焼く。なんか、そういった感じがいいなあ…と思う。もちろん市販のケーキも本人が希望すればアリなのだが、どうも娘は手作りケーキが気に入っているみたいだ。もちろん、僕も毎年手作りをリクエストする。なにがなんでも「手作りっていいわよね~」って気持ち悪い押し付けではないのがいいね。答えは簡単で手作りにしてもらうほうが、おいしいから…。というシンプルなものなんだけどさ。

というわけでフルーツケーキをいただく。プレゼントは「オーディオセット」ということで、本人はオーディオセットにしようかiPod-miniにしようか迷っているみたいだ。ただし条件があって、「自分の部屋を綺麗に掃除して、その結果で購入価格を検討する」という厳しい誕生日(笑)。この数週間、必死に部屋を掃除している。つか、何日もかかるくらいに汚いみたい。で、結局この土日に間に合わなくて(本人がそういった)、男親としては努力を認めてプレゼントを買いにいってもよかったのだが、本人が納得していないらしく、少し延期。それはそれでよいことだと思ったり。

G-TOOLを復活させる

シリコンカフェの名物コンテンツであるG-TOOLを復活させた。この週末は、これにかかりっきりだった。…と言っても、次回著書の執筆に4時間くらい使っているから、実質1日くらいのメンテナンス。

昨年の大晦日にMacintoshのHDが逝ってしまってから、Web公開用のG-TOOLコンテンツが消えてしまった。実はこれは大変な出来事だった。なんせ3万点の素材を公開しているので、HTMLだけでも7000ファイルある。そして手許にはタワーズ時代に発売した製品版のG-TOOLがある。これは1997年にリリースしたもので、1996年から作っていたものだけあって、HTMLがすごいことになっている。なんせNetscape2を対象に作っていた時代なのである(笑)

さすがに、このめちゃくちゃなHTMLをそのままアップするわけにはいかない。かといって、今のシリコンカフェのサイトのテンプレートに準拠するのも大変。検索置換で色々トライしみたけど失敗すること4時間。結局オリジナルのHTMLに少しだけメンテナンスをして公開。大切なのは公開することなのだ!と割り切る。

しかし、一日10万ページビューしていたモンスター級のコンテンツも、1年も休むと世の中からすっかり忘れられている。インターネットとはそういったものなのだ…と改めて再確認。しかしながら、これを復活させたことの意味は大きい。

今年は二冊の本を出版するまでに至った。さらにサイトも最後のリニューアルとして、等身大の自分を表現するために機能させはじめている。そしてG-TOOL2を公開して、今回のG-TOOLの復活。

この数年間、どん底まで堕ちた自分自身を取り戻すための大きな転機だと思っている。まじで。おそらくこの出来事はサラリーマンとしての自分自身にとっても大きな変化をもたらすだろう…と勝手に予測する。

いま、考えていることや、読んでいる本や、ある人々とのメールでのやりとりが、数ヵ月後に結果として出てくるような気がしている。そして、それらを日々映し出す装置として、シリコンカフェドットコムがある。本気のリスタートなのだ。

12 21日・曜日

更新さぼってますた

日記の更新さぼってました。シリコンカフェだけでなくミクシイもね。ウェブで日記を書いて10年。更新が途絶えているときは、いつも他が充実していたりする。シリコンカフェの法則。

かつて1日10万ページビューしていたシリコンカフェも、現在一日1万くらい。それでも、数週間前までは、ほとんどのコンテンツを消していたので、100ビューもしなかったのではないだろうか…。物好きなひとが、この日記を見に来るくらいで。

ところが、最近また「ちょっと日記さぼってませんか?」とか言われたりする。わははは。ありがたいことだ。なので、ちょっと日記を更新…というか、ここんとこの出来事をメモ代わりに記録しておく。

橘川幸夫さんのこと

先週の火曜日(だったかな?)橘川幸夫さんの主催する、忘年会+会社設立パーティ+出版記念パーティに行って来た。橘川幸夫さんは、知る人ぞ知る「ロッキングオン」の設立メンバー。渋谷陽一、岩谷宏、松村雄策…というメンバーと一緒に、ミニコミから起業した。高校生の僕にとって、これはショックだった。その後の大学生、社会人と、ロックとかかわり、メディアを作り、壊し…を繰り返してきたのは、ロッキングオンがあったからだ。

このあたりのことを書くと、本当に長くなる。でも実はめっちゃ面白いので、またこんどにするとして…その橘川さんと僕は、20年くらい前に知り合った。僕がミニコミ(…と言っても一冊作るごとに200万円の赤字を出していたとんでもないもの)を作って、それを橘川さんに送り、返事をもらって、ちょっと文通みたいになっていたのだ。

その10年後、僕は橘川さんと再会する。彼が宣伝会議(だったかな)で、「日本のインターネットキーパーソン100人」というのを選出したときに、G-TOOLをやってた僕が選ばれた。その時に礼儀正しい(あたりまえ)メールをいただき、「あの時、ミニコミ作っていた森川ですよ~」って再会になったわけ。

…なんだ、あっさり書こうと思ったのに、しつこくなってるな…。

その橘川さんが、今年はすごい。小説を三冊連発している。さらに勢いあまって出版社まで作ってしまう。その出版社というのが、これまた懲りずに(笑)実験的かつ、画期的なものなのである。

パーティの会場は六本木のクラブ。神森さんと一緒に足を運ぶ。もちろん、次のステージへ向かうためにね(謎)。橘川さんに神森さんを紹介し、またまたふたりで新しいことを考えてしまった。とりあえず、来年、森川は再びDTPをやります!

…と、とりあえず宣言だけしておく。詳しいことは、また日記で報告する。

DTPとウェブ

パーティが終わってから、神森さんと六本木でDTP話で盛り上がる。彼もDTPを経験しきたウェブクリエイターだ。めっきりDTPなんて知らない連中が多いなか、僕にとっては貴重な存在。つか会社の中のデザのほとんどはDTPなんて経験していないと思う。それどころか「DTPなんて…」みたいな言葉をよく耳にする。ウェブの方がエライとか思っているらしい。もう…なんというか、絶望的である。

DTPが持っている仕組み、DTP以前の仕組み。デザインからフィニッシュワーク、製版、刷版、印刷、加工。この仕組みを運用した経験があるなら、それはウェブにも同じことができるはずなのだ。もちろんDTPでもそう。印刷からDTPへパラダイムシフトした経験を持っているひとなら、兵士が泥の中を匍匐前進したようなシステムの組み立てを思い出すだろう。

それは、ウエブサイトの運用とて同じだと思う。ちゃらちゃらしている場合じゃない。プロだったら、プロの品質をキープしろ…って思う。ウェブ屋が企業のコアな部分に接近できるチャンスがありながら、イマイチ踏み込めないのはそこかも。要するに覚悟かも。

さらに、ページで考えてみてもスタイルシートなんてDTPやっていれば当然の概念なんだよ。テンプレートもね。

まあ、いいか、そんなことは(笑)。神森さんがCSSとかContributeに長けているのは、DTPの運用とかを経験してきたからでは…とかひそかに思ってみたりする。おそらく、彼ほど、効率と品質にこだわっている人間はいない。それゆえに悲しませることはしたくない(謎)。俺達にだってプライドはある。

ウェブスタンダード

ウェブスタンダードという言葉をよく使う。もうXHTMLとCSS…とか説明するのが面倒になったのである。もうアクセシビリティもユーザビリティも、自分にとっては当たり前になりつつある。そのウェブスタンダードのプレゼンを渋谷のD社で行った。

プレゼンというか、セミナーかな。やはり自分は喋るのがあっている。かつ、今プレゼンしている内容が、もっとも今の自分を反映している。会社のプレゼンなのだが、実は自分のプレゼンだったりする。つか、この考え方とか、方法論をこの会社に持ち込んだのは、僕自身なのだ。一年前、この会社にCSSもアクセシビリティも仕様書のカケラもなかった。方法論を持ち込み、それを実装した。もちろん実装するために彼を年始に口説いて、3月に合流したのだ。

それは決して間違っていなかった。つか、考えてみれば当然の流れなんだな。そのD社。プレゼンが終わったあと、食事に誘われたのだけど、先約があって残念。本当に残念。実は、このD社。なんかいいかんじなのだな。それはきっと担当の方が関西人であるから…かもしれない。いや、きっとそうだ(笑)

iPod/40GB

ようやく娘が一ヶ月かけて部屋を掃除して、誕生日のプレゼントを買いにいく。もともとは「iPod-miniキボンヌ」だったのだが、店頭でiPod40GBを見て、「iPodキボンヌ」になった。ところが、このクリスマス商戦なのか、iPodが売り切れ!

娘が泣きそうな顔になる。ちなみにminiも売り切れ!がび~~ん!しかし、20GBなら在庫がある…とのこと。即決で20GBゲットとなる。めでたしめでたし。彼女にしてみればギガバイトという単位ではなく、何曲入るのか…って換算みたいである。いや~、久々に「プレゼントする」愉しみを満喫させてもらいました。

執筆全開!

著書二連発に続いて、次の本を書いている。土日は集中!これが前述のウェブスタンダードに深く関係していて、まさに今の、等身大の自分自身を書いている感じだ。ウェブスタンダードとっても、ゼルドマンみたいな概念本ではなく、アプリケーションベースの実用書。あたまの中は常に、ウェブスタンダードである。日々W3Cの仕様書を見る毎日。英語が苦手なので、翻訳ベースだけどね。納得いかない部分とか、疑問に思うところだけ、英語の仕様書を見て、ぼつぼつ翻訳してみたり(ほとんどがウェブの自動翻訳だけど)、やはり究極は仕様書なんだと思う。

yuuではないが「おまいら仕様書嫁」ってのがクリエイターのあるべき姿だと思う。今僕が書いているのは、アプリケーションレベルとして咀嚼したもの。自分自身が仕様書なんてものに縁遠かっただけに、アプリケーションを媒介として、最終的にはそれぞれが仕様書に行き着けばよいなあ…とか思ったりする。まあそれも、買ったひと(まだ出ていないが)の勝手なので、どうでもよいが。この世界に近道もショートカットもない。あるのは仕様書なのだと思ってみたりする。

設立パーティ

ゆーごっぷさんとこが会社になった。法人である。その設立パーティがあって、昨日品川に行って来た。パーティ会場、つか会社会社の一階の酒屋でお祝いのワインを購入する。ワインのことなんてちっともわからないので、ラベルのデザインで選ぶ。いまのゆーごっぷのインターフェイスみたいな、石ころのデザイン。味はどうなんだか知らないけど。

ゆーごっぷのオフィス、かっこいいだよね。倉庫を改造した会社。しばらく…(つかほとんど)、ぼ~っと天井ばかり見ていた。気持ちよかった。

よっぱらいの社長の挨拶が、ほのぼのしててよかった。人柄を感じます(笑)。ブログを見ると、デザを募集しているみたいなので、履歴書書こうかと思ってみたり。

社長と社員の挨拶なんか、最近のイライラがあって、いろんな人に愚痴ったりしましたが、全部本当のことです。まあ組織っちゅうもんは、そーゆーものか…ト。しかしながら、最終的には何をするにしても自分なので、オヤジのブリーフといわれようが、しつこい…とか言われようが、自分のやりたいことをするだけだと再認識した次第なのである。

会場でyuuと話し込む。ちょっと色々計画したいことがあるので、相談しようと思ったら、相手も同じこと考えていた。来年は色々と喋ったり、怒鳴ったり、泣いたり、凹んだりするのかしら(謎)。まあ、日々を面白くできないようでは何をやってもダメなんで…。そういう我慢とかは、全然大丈夫なんだと思う。

1223日・曜日

プチ忘年会とか

昨日のことなんだけどね。先週、突発的に決めた企画を実施。神森さんが“まだリアルであったことない人と飲もう会”…みたいな。いや、ミクシイがらみなんすけどね。…で、集まったのは5人。テーマはウェブスタンダードな飲み会。本当は4人だったんだけど、一昨日yuuと話している間に、急遽参戦が決まりました。

仕様書嫁!例によって(謎)、おまいら仕様書嫁!って話題で盛り上がる。つか、僕もそうなんだけど、もう他人のことはどうでもいいか…と。この際「やっぱホームページ作るならビルダーやで」とか「スライス無敵、アニメーションGIFまんせー」とか言ってしまおうか。間違ったことしか教えない…とかさ。

いやね、まじでショートカットとか近道とかないのよ。別に人に逢って情報聞いたり、学校行って教えてもらったり、金出して解説本買ったり、MLで教えて君になったりしなくたって、答えは誰もが簡単に手に入れる方法で存在しておるのじゃよ。

いつもは階段で神森さんとタバコ吸いながら、ふたりこっきりで盛り上がっている内容だけど、5人になると、それは楽しいものでありました。うん。来年もやろう。来月もやろう!

祭日に見積

で、昨日急遽依頼された案件なんだけど、さっきも書いたけど、夜は酒飲んで遊んでしまったので、天皇誕生日の今日、自宅で仕事。新規の案件で見積作成。これがまた大変なんだな。膨大なページ数ゆえに、途中から現実感がなくなってきそうになる。めまいがしそうになる。

さらに、昨日の宴会の影響で爆睡しちゃったので、結局徹夜になってしまったがな。仕方ないよね。見積通るといいな…。ぜひトライしてみたい仕事なのだよ。

1225日・曜日

クリスマス

徹夜明けのクリスマスイブ。会社に到着しても、へろへろで油断すると座ったまま寝ている。祭日に仕事したので午後から半休もらって帰る。帰っ汚い机ですいませんてさっさと寝ればいいのに、家族と待ち合わせして本屋よったりイロイロ。結局一緒にメシ食って、そのイキオイでカラオケ行ってしまいますた。

よく考えたら、金曜日中に送らないといけないメールやら、なんやかんやとあったのだが…自宅に戻ると爆睡。クリスマスの今日は夕方まで寝ていた。起床(夕方だけど)してから、野暮用でまたも国分寺まで。今日でクリスマス装飾も終わるのね…。たぶん。なんとなく、ケーキ買いたくなって久々にクリスマスケーキを購入。小さいけど高価なタイプ。ワシが子供の頃は、ケーキは質より量だったんだけどね。

俺達の仕事

その後、自宅でイロイロと仕事。しかし…なんだな…ウェブデザやらマークアッパーってのは、今大変だろうな。つか、本当はずっと昔から、ちゃんと仕事をしている人にはあまり関係ないのだけど、この1年くらいで本気でHTMLに取り組むことを目的としているワシにとっては、この1年半くらい本当に大変だった。

いま、HTMLを生産して金を稼いでいる人々は、この仕事をどんな風に思っているのだろうか?ホムペなんてhttpに乗っかればそれでいい…くらいにしか思ってないのではないだろうか。そういうページを作り続けて金をもらうことに罪悪感はないのだろうか?古い話だけど、今年は三菱自動車の欠陥車のリコールが社会問題になった。他にも医療ミスとか、教育者のセクハラとか…(あまり関係ないか)。要するに自分の仕事が間違っているにも関わらず、それを生産し続けて金を稼ぐ…ってのはどうなんだろうね。

自動車会社が欠陥車を作ったことは大問題だけど、間違ったHTMLが回線を流れることは問題じゃないのか?アホが無駄なソースコードをだらだらと書くことによるトラフィック肥大は罪ではないのか?

そんなことを考えつつ、イロイロ仕事。特に執筆では、そういった原点を常に意識して、少しでも世の中から無駄なソースコードがなくなることを願ったりする。がんばろう。