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1996年から続いているWebマスターの日記

シリコンカフェのマスターの日記
2003年版




320日・曜日

またまた、日記をつけようと思う。今度こそはもっと気軽に日記を書こうと思っている。いつの頃からかは解らないけど、自分にとってこのWebサイトが重荷に感じている。もっと自由になるために、もっと楽しく生きるためにシリコンカフェをスタートさせたはずなのに…と、昨年あたりからずっと袋小路に入り込んでいたような気がする。

その気分が変わったのは、やはりこの数カ月。サラリーマンになってからだ。前後のいきさつを知らない人は、ビックリするだろうけど、森川眞行は今年の2月からサラリーマンになったのだ。面倒くさいので、イチイチここで説明しない。

その昼間の仕事(つまり会社での仕事)が殺人的に急がしい。毎日のように最終電車。遅い時は赤坂から自宅までタクシーに揺られて帰らなければならない。この忙しさはフツーじゃない。フリーランスの頃よりも忙しい。

けど、それはそれで充実。仕事ばかりしているから、他に何も考えない。考えられない。そういう意味で、肩のチカラが抜けたのかもしれない。いいかんじだ。もちろん、この忙しさもいずれは終わるだろうからね。そこでまた考えればよいと思っている。

そんな忙しい日々だから、このサイトで周囲に気をくばることなんて出来ない。出来ないから素のまま、ずっぽり曝け出す。それでいいのかも。

ちなみに今日も最終電車でした。

321日・曜日

春分の日

今日は休み。春分の日。フリーランス時代にはあまり休日と祭日とかの区別がなかった。もっと言えば1日という単位さえ曖昧になっていた。深夜仕事をして、朝になってから寝床に入り、午後からのそのそと起床して仕事をする。…自宅で仕事をすると、どうしてもこういった生活になってしまう。当然、世間からは隔離されてしまう。これはイカン。

今は、どんなに遅く帰宅しても、翌日はちゃんと午前中に出社している。睡眠時間が2時間とか3時間でも、這ってでも会社に行く。これが大切。まあ、あたりまえと言えばアタリマエのことなあんだけどね。長い間、そういった生活をしていなかったことに、ある意味勿体なかったなあ…と。

だからこそ、今日のように何も無い休日をとても大切に思うようになったのである。…と言っても寝ていただけだが(笑)

322日・曜日

この数カ月の疲れを癒すように爆睡。昼過ぎに起きて買い物へ行く。日曜雑貨イロイロとスタートレック本と大量のビデオテープ。

夕方再び外出。洋服を買いに行く。グレイのスーツがカッコイイ。惚れ直す。私もトラッドな金ボタン。ジャケットを買うのも久しぶり。

スーツ買うと、本当にサラリーマンになったような気がする。本当にサラリーマンなのだけど(笑)。でも、きっと会社には着ていかないんだろうなあ。

323日・曜日

あまり詳しく説明しない…と書いたものの、色々と補足。

今年の2月からサラリーマンになった。デジタルキャンペーンのバックエンドを作っている会社だ。場所は港区溜池山王。そう…マクロメディアと同じビルにある。赤坂ツインタワーの16階である。

デジタルキャンペーンとは…なんや…。

缶コーヒーとかに、シールがついているやるがあるでしょ。あれです。そのシールにはシリアルナンバーが記録されているはず。シールにかかれているアドレスにパソコンか携帯でアクセスして、ゲームをやって、景品をもらえる…って、そういうキャンペーン。

そのデジタルキャンペーンのサイトを作っているのです。今までフリーランスでサイト作りをしてきたノウハウが生かせるからね。でも、まあ、実際にサラリーマンとして企業の一員になると、色々あります。はっきりいってうんざりすることも多い。なんで、こんなにモタモタしているんだ…とかイライラすることもしばしば。

でもね、問題はそーゆーことじゃなくて、組織の一員として従事する自分の意識だ。はっきり言って苦痛である。しかしながら、ここでこうして安定した収入(給料)を貰うことが僕にとっての第一の使命。要するに東京に出てきてシリコンカフェとして食えなかったのである。FIRECRACKERやら、セミナーやらをしてきても、全然生活できるほど稼ぐことができない。東京に来たばかりは、貯金もあったのに、この2年くらいで、全部使い果たしてしまって、おまけに借金までしてしまった。このままでは家族が路頭に迷う…。そんな段階になってしまった。僕は東京に負けたのだ。

悔しかった。悔しくて悔しくて、涙を流す夜を何度迎えたことか…。しかし、男の子はそんな女々しい状況で、自分自身に酔っても何も始まらない。とにかく家族を養うこと…。

それで、昨年の末から、大阪時代に色々とお世話になった、シゲちゃんにお願いして、就職先を世話してもらったのだ。そのときは、本当に嬉しかった。助けてもらった…。救ってもらった…。そんな感謝の気持ちでいっぱいだった。

でも、しばらくすると、やはり自分には合わないことを肌で感じてしまっている。なんか僕だけ浮いているような気さえする。本当はそんなことない。会社員としての自覚がないだけなのかもしれない。そんなこんなで、色々悩んでいる。

けど、救ってもらった恩や、助けてもらった感謝の気持ちは忘れてはならない。


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日記について

この日記は2003年に書かれてWebで公開していたものです。リニューアルに際して、当時の原文そのままを掲載しております。