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1996年から続いているWebマスターの日記

シリコンカフェのマスターの日記
1996年版




11日・曜日

大晦日から酒呑んで、ビデオばかり見ている。今年も色々な方面から年賀状を頂き、加えて電子メールでの年賀状、どうもありがとうございました。今年もモリカワはがんがん仕事をします。

実はまだ、酒飲みながら(若干酔っぱらっております)日記を書いているので、今日はこの辺で…。まだ呑みます。明日も呑んでます(たぶん)

12日・曜日

今年のInterNet計画・その1

あいかわらず、酒を飲んでテレビやビデオを見てぼーっとしています。ぼーっとしながらも仕事のことをアレコレ考えたりしてます。ボクのように個人事業主は働く人間も、企画する人間も、経理もたったひとりでやっているわけで…なんでもかんでも自分で判断して動かなければならないと言うしんどさはありますが、その分お金儲けのことをアレコレ考えることは、一種のゲームみたいなもので非常に楽しいコトでもあります。 娘が落書きを、嫁さんがファミコンをしているリビングにPowerBook540Cを持ち込んで、まるで「とらぬ狸の革算用」をするのは楽しいです。特に昨年末からデザイナーとしての仕事のメインがInterNetホームページデザインになったこともあり、デザイン以外にInterNetのビジネスの相談を沢山持ちかけられます。

純粋なデザイン依頼以外に持ちかけられるInterNetビジネスの相談の中で圧倒的に多いのが『物販』に関するものです。話を持ってこられる方も、大企業から、中小企業、個人のプランナーまで様々です。大きく分けると市場を日本国内にしている方と、海外のマーケットを狙っている方の2種類になるようです。日本国内で民宿のネットワークがある。地方の名産品のネットワークがある。古書・古美術のネットワークがある…その他色々。

ボク自身もMacintoshで仕事をする(いわゆるDTPです)以前は、大丸ホームショッピングのカタログのアートディレクターをしていましたから、マーケティングには非常に興味があります。通販カタログというものは非常にコストのかかるものです。撮影をはじめとする制作費と莫大な印刷費、そして発送費。仮にこれをInterNetにスライドさせれば莫大な媒体費が削減されることになります。もちろん、今のインフラではネットワーク市場にどれほど通販マインドがあるのか分かりませんが、昨今のInterNetブームを見れば、やがてネットワークも大きなマーケットになることは間違いないでしょう。ま、今の時点では「阿呆のたわごと」ですけど。

そうなったときに開始するのではなく、今出来ることからはじめよう!と思っているのがボクとボク達の仲間です。InterNetビジネスを考えているボク達の仲間はいずれも『InterNetで一発大穴を当てて、将来楽して暮らしたい』と考えている山師ばかりです(笑)。ことしはこのホームページでもビジネスパートナーを募集しようと思っています。イッパツ当てよう!と思っていらっしゃる方は連絡下さい。

そして、これから考えているビジネスも今後ちょくちょく書き込んでいきます。

13日・曜日

そろそろ仕事でもしようか…という気分になってくる。酒呑んでゴロゴロしている生活に飽きてしまった。外に出るのもおっくうだし…寒いし…。仕事でもやるか…!という選択肢が少し悲しい(笑)けど、昨日のように「とらぬ狸の革算用」ならぬビジネスプランを立てているのは楽しい。テレビやビデオを見てゴロゴロしているよりも、Macintoshに向かっている方が楽しい…と思えるようになってしまいました。

冬休みの宿題は企画書作成が多い。いずれもInterNet絡みのものばかりである。あるものは海外のマーケットを対象に日本的な商品を販売するというものだ(例えば、盆栽とか掛け軸とか)。他には、今年のアトランタオリンピックに絡めたスポーツ関連のページの企画。その他もろもろ…。

直接ビジネスになるものではないのだが、シリコン・カフェホームページ内に実験的なページの作成の計画もある。ひとつは日本の現代美術を紹介するページ。ひとつは音楽(バンド)関係の実験のページ。…そうそう昨年末からシリコン・カフェ内にRSA支援ページが出来ているのをご存じ?モリサワのプログラマー“柴谷さん”のプロジェクトなんですけど。興味のある人は見てね。ボクもデザインをしたりhtml書類を書いたりしました。

早い会社では、明日が初出勤の会社も沢山あるみたい。ボクのようにフリーランスでやっている人間は個人でけじめをつけないと、いつまでも正月気分が抜けないまま遊んでしまう。思えば去年がそうでした。1月5日まで遊んで、その後サンフランシスコに遊びに行ったのですから(ちなみに海外から帰って2日後に大地震がやってきたのです)とりあえず、いきなり仕事にならないにせよ、FileMaker Pro.で年賀状の整理とか、溜まっているMOディスクの整理、データの整理…年末の大掃除でやり残したことを休みの間にやっておかねば…、と思っております。

15日・曜日

自宅で仕事をしているのに“初出”とは妙だけど、昨年から尼崎DC工房にも仕事場があるので、とりあえず今日は初出です。DC工房のデスクトップメンバーの殆どはフリーランスのクリエイターばかり、流石に「正月休み」はゆっくりしているのでしょうか?出てきているのはボクだけでした。メンバーのうち神田さんや中西さんは、既にラスベガスに向かって出発して16日まで帰ってこないし、普通の会社の初出とは大きく違います。

でも、ボクは仕事…とほほ。さっそく年末に納品した仕事の修正がやってきました。その後納品に出掛けて、ついでに梅田をぶらぶらしてみました。町の様子は普段通りになりつつあります。けど、まだ本格的な仕事と言うよりも「年始回り」のサラリーマンが多かったです。中には赤い顔をした人も結構沢山いたりして…。

とりあえず、今日一日でボク自身「ふだんの生活」への切り替えができました。酒呑んで、寝てばかりいた生活もオシマイ。ことしも頑張らなくっちゃ!と思った一日でした。

17日・曜日

昨日からシリコンカフェの中で新しいページが始まりました。ロサンゼルス空港からインターネットに接続している中西さんの写真1月6日に日本を出発して、ラスベガス・サンフランシスコに向かった中西さんの、海外レポートです。それにしても昨年震災に遭ったにも関わらず、今年もまたサンフランシスコまで行ってしまう関西人のパワーたるや、恐るべしですね。

今回のレポートはCESとInterNetカンファレンス(ラスベガス)、そしてMACWORLD Expoサンフランシスコとのことです。中西さんはPowerBookを片手に、レポートをInterNet経由(PPP)で関西のBBSネットワーク=FirstClassに転送して下さっています。またQuickTakeで現地の様子を撮影し、これまたネットワークで転送してもらっています。空港やホテルの電話を使って、リアルタイムなレポートが始まりますので宜しくね!この写真のように、アメリカの公衆電話からモデムまでケーブルを伸ばして通信をしているようです。さすがのアメリカでも、もの珍しそうに見られている…とのこと。

他にもツアーメンバーには昨年と同じ(昨年はボクも参加しました)で、神田さんやまるちゃん(パイナップルの社長)がいますので、楽しみですね。

18日・曜日

昨日、遅ればせながら、村上龍の新作『KYOKO』を読んだ。ボクにとっての村上龍は、お土産にもらった、オイシイお菓子のようなもので、じっくり味わって、ゆっくり読む。でも、いつもそのおいしさの魅力には勝てず、いつも一気に読破してしまう。村上龍のことをとやかく言うこと自体が嫌いだ。だから、あまり言いたくない。村上龍の小説を読むとボクはいつも元気になる。いつも「このままでいいのか?」「もっとがんばらなくっちゃ」と自分に言い聞かせる。やる気が出てくる。

クサイ言い方だけど“元気の源”なのである。

読書は結構するのだが、いつのまにか、小説をあまり読まなくなってしまった。本当に村上龍以外の小説を読まなくなった。なにかいいのがあれば、誰か教えて下さい。

112日・曜日

大学のシンポジウムに出席する

昨日、神戸大学のシンポジウムに出席した。見学ではなく、スピーカーとして…。シンポジウムのテーマは阪神大震災とInterNetでした。大学や、行政のレポート発表などが続き、ボクは最後のパネルディスカッションに出席しました。

ボクは、震災復興プロジェクトとして、DC工房の設置に関して報告しました。

シンポジウム全体の印象としては、あの震災をキッカケに行政がネットワークの基盤作りに熱心に力を入れていることを感じました。昨年流行語にもなった(?)縦割という考え方を本当に根底から変えていかないと、世の中なんて変わりません。DC工房設置のように発案者のメッセージ(ボク自身ですが…)がストレートに行政に伝わって開始されたプロジェクトというのは今までには数少なかったと思います。このような風通しがよく、横の連携の出来る行政を今後も望むのですが、さて、どうなることでしょうか?

しかし、兵庫県も神戸市も今後は、ネットワークの基盤作りに力を入れていくことは確かなようです。予算も確定し、この2~3年でこの圏内はかなり太い回線が張り巡らされることでしょう。 もうすぐ、神戸に45メガバイトの専用線がやってくるそうです。45メガですよ。気が遠くなるよね。今のDC工房の256Kでもスゴイと思っているのに。

しかし、問題はそこから…。インフラとは言葉通り整備であって、そこに流れるシステムやソフトウエアが問題になるのだとボクは思います。

115日・曜日

成人の日です。昨年の今頃はサンフランシスコから帰ってきて、ぼーっとしていました。昨年も連休で(昨年の場合は15.16でしたね)16日に溜まった仕事を片づけて、その仕事が深夜に及び、仕事が終わったのが、深夜の4時頃。地震は睡眠状態に入った直後にやってきました。震災からもうすぐ1年。ということで最近はテレビでも特番がおおいです。今日も夕方から阪神大震災を検証するという内容の番組をやっていました。

改めて見て、また泣いてしまいそうになりました。ボクなんか、震災の後本当に元気にやっている、復活したほうだと思います。未だに地震の後遺症を引きずっていらっしゃるかたは本当に多い。でも多くて当たり前なんだと思います。

その番組に小説家の筒井康隆が出演していたのですが、「震災から1年経過して、また冬になり、人々はまた震災ファッションになった。震災から1年経って、そのファッションはますますみすぼらしくなっている。それはお金がないからだ。被災地はいま、貧乏だ。」と言っていたのが印象的でした。その通りだと思います。

表面的な復興は順調に進んでいる。道路も建物も新しくなったところが多い。でも更地も多い。とうぜん仮設住宅も多い。被災地にもクリスマスや正月やバーゲンはやってくる。もちろんバレンタインも新学期もやってくるだろう。でも、本当にお金のない人は沢山いる。

地震の復興は自らの手で。当たり前の話しかもしれない。地震で貧乏になったのは誰のせい?今、貧乏なのは、今仕事がないのは、それぞれの問題なの?。

117日・曜日

阪神淡路大震災から1年。各地で記念行事的なものが多く行われたみたい。昨日の深夜から多くのテレビ局が、震災を振り返るような番組ばかりオンエアしていた。ボクも昨日の夜は4時頃までテレビを見ていた。1年前も4時頃まで仕事をしていて起きていたので、なんとなくベットに行くのが怖かった。夜更しのせいで、午前中はぼーっとしていた。相変わらずテレビでは震災の番組ばかりだ。仕事が終わって帰ってきてもまだやっている。なんとなくんざりだ。

うんざりなのは、テレビの扱い方だ。昨年も震災の後、テレビは行政の悪口ばかり言っていた。でもオウムのサリン事件の後、すっかり震災報道は減った。『私達は震災から1日も欠かさず、被災地の様子をレポートしてきました』…なんて真顔で言っているニューズキャスターもいた。震災から1年経過した今日は、全国の皆さんにとっては記念日なんだろう。あの惨劇を忘れないために、一日中何かを訴える映像を流すのもいいだろう。決して悪いことではないですよ。…でも、うんざりなのである。あくまで個人的な意見だけど、うんざりなのだ。

そうゆうボクだって、サリン事件の時や教祖逮捕の時は野次馬になってテレビをみていたけどさ。被災地は地震から1年経っても何も変わっていない。ボクはお金を稼ぐために仕事をしている。

118日・曜日

昨日、まるちゃんと話をして驚いた。彼も中西さん(mACademia)と同じ年頭にサンフランシスコに滞在してました。彼等の今回の目的はアメリカにDNSサーバーを立ち上げることで、近日中にロスアンゼルスに支社を作ると言ってました(ほんまか?)。その支社の物件探しに不動産屋さんをまわってきたらしいのですが、余りにも日本と違う住宅事情にビックリです。

彼等の探し当てた物件は、目の前がビーチのレンタルハウスで、部屋はワンルーム。但しその広さは日本の3~4LDK位あるそうです。品のいい家具も付いていて、コインランドリーも豪華。ジャグジーとプールもあるそうです。それで1ケ月の家賃はいくらだと思いますか?なんと5万円!だそうです。

家の前はビーチですよ!今でも泳げるそうです。ぷりぷりのビキニのおねーちゃんがビーチバレーをしているそうです。買い物も便利な環境らしいです。そしてさらに驚くことに敷金なしという条件。もう気絶しそうになります。まるちゃん曰く「このままだと、近い将来日本は駄目になるんじゃないかな…なにしろ物価が高すぎる」ボクもそう思います。InterNetの専用線の経費にしても3万円。日本で64K専用線の経費を払えばT1がやってくるそうです。…もうたまりませんね。

ボクのようにInterNetなどの通信を利用して自宅で仕事をしている人間にはたまりません。まとまった仕事があれば、そのまま海外に持ち出してゆったりした、いい環境で仕事をすれば随分はかどるかもしれません。

119日・曜日

昨日書いた外国の住宅事情と日本の住宅事情の差について、一日中仕事の間も考えていました。マジで家族とも話をしたりしました。とりあえず結論として、海外に住むのは難しそうです。教育の問題とか、実際の生活のギャップとか…本当はそんなこと言い訳かもしれないのですが…(笑)本当に海外に住んでしまう勇気はないです。

でも、昨日書いたような環境の場所で1ケ月位なら住んでみたいという意見も出ました。別荘感覚で仕事ができればナイスですよね。そう考えるとつくずくコンピュータで仕事をしていてよかったと思います。ボクの場合グラフィックデザイナーで現在の仕事のほとんどが、InterNetのホームページ制作です。DTPをやっていた頃と違って、大きなデータをハンドリングする事はありません。極端に言えばマシンはPowerBookでも出来てしまうのです。

いつになるかは分かりませんが、できれば海外でゆったりと仕事がしたいと考えています。こんな話を何人かにしたのですが、反応は様々でした。「ほー、それはすごいですね」「なかなか豪勢ですね」と言ってまるで信じていない人。現実感のない人。「ほんまかいな?よっしゃいっしょにチームを組もう」「いつからやるの?」と、すごく現実的な人。その現実的な人のほとんどがInterNetで仕事をしている人です。今年はそれらの人達と組んで仕事をすることが多くなりそうです。コラボレーション。大袈裟にいうとバーチャルカンパニー。

ファックスとEメールだけで打ち合わせが出来て、デジタル納品、ネットワーク納品を実行している人ならわかりますよね。

120日・曜日

Silicon Cafe'の中にあるRSAシャツプロジェクトのページが更新されました。ながびくと予想されたフィルジマーマン裁判に決着がつきそうな情報が入ってきています。詳しくはRSAのページをご覧下さい。

それとまだ準備中のページなのですが、ギャラリーのページを企画しています。10日ほど前から準備を開始しています。Adobe Photoshopを使って版権フリーのCD-ROMの画像を素材にフォトモンタージュしています。

いつの頃からか、ボクの仕事の中でこのようなPhotoshopによるクリエイティブワークが大きな比重を占めるようになっています。実はボクは昔からこのようなコラージュが好きで、雑誌や広告のチラシを切り刻んでは作品らしきものを作っていました。社会人になりデザイナーとしてMacintoshを使うようになってから、無意識にこのような作業をしていたわけですが、ある日偶然に中学時代の作品を発見し、仕事ではなく趣味で画像制作をやってみようと思ったのです。

最近はまるで日記のように、一日1~2点作品を作っています。もう少し作品が溜まれば正式公開します。

121日・曜日

マイナス1億5千万円

回覧板がまわってきた。今住んでいるマンションの修復工事の報告が掲載されていた。当初の予算5億円を上回り、1億5千万円不足しているという。実はここのマンションは震災後の査定では半壊であったのです。鉄骨に亀裂が入り新聞でも話題になった芦屋浜の高層マンションです。昨年の秋口から延々と修復工事をしています。全て完了するのは今年の夏だそうですから、きっちり1年かかることになります。

分譲マンションですからマイナスの経費は住民の負担になります。大変です。実はわが家は分譲マンションに賃貸で入居しています。大家さんが同じマンションに住んでおられます。大家さんは大変です。なにしろ2件分の工事負担をしなくてはならないのですから…。

震災の後、フリーランスで仕事をしているボクにとっては、収入が途絶え、大赤字、借金のかさんだ1年でしたが、それでもラッキーな方です。神戸市東灘区の知人は震災の4日後に家が全焼し、その後も火災保険がおりない!という悲惨な状態です。

122日・曜日

横山やすし

昨日漫才師の横山やすしさんが亡くなりました。ボクはファンだったので残念です。多分、関西の人でやっさんが嫌いなひとはいないでしょう。破天荒な人、天才肌の芸人…とワイドショーは伝えていました。ボクは仕事もせずに3時間ほどテレビばかり見てました。ちなみにやっさんの師匠は横山ノックだったんですね。知りませんでした。

123日・曜日

今日でSilicon Cafe'ホームページのアクセスが3000人を突破した。このカウントは昨年末から開始したものです。今までに2回カウントをリセットしていて、その人数が約4000人。今回の合計で7000人のアクセス数となります。

とは言うものの、7000アクセスがそのまま7000人とは限らない。各ページに付いている“Go home”ボタンをクリックして、ホームページにジャンプすると、そこでカウントがひとつアップするのである。Silicon Cafe'ページの中を行ったり来たりすると、1人で20カウント稼いだりしてしまうのです(笑)

とは言うものの、やはりアクセス数が増えると嬉しいものです。一時はこれだけが楽しみでページを更新していました(実は今でもそれが嬉しくてページ更新している)

ページ更新と言えば、昨日でトータル300ページを突破しました。 今日、ボクと同じようにInterNetで仕事をしている人と話をしていて「300ページってプライベートページの枠を超えているよね」と呆れられてしまいました。

でも、いいんだもーん。これのおかげで、仕事がInterNet中心になったんだから…

124日・曜日

PIPPIN

今日、新聞の一面広告でバンダイのPIPPINパワープレイヤーのモニター募集というのがあったらしい。新聞は読売新聞だそうである(ぼくんちは毎日新聞なので見ていない)すげーな~!一面広告でっせ。どっちの広告かな?まさかApple Computerではないでしょう(笑)となるとやっぱりバンダイ?

マックユーザーはあまりPIPPINには興味がないみたい。特にデザイナーや印刷(DTP)業界は…。みんなプレイステーションとかセガサターンとかの新型ゲーム機としかとらえてないみたいです。しかし、ボクは密かにPIPPINに期待している。それはテレビに接続できるMacOSだからです。ということは当然Macromedia Directorで作成したCD-ROMが見れる(もともとそれが目的ですから)ということです。これが何を意味するか?

「これでMacintoshのゲームがテレビでできる!」などというアホなことではなく、また「ゲーム機では仕事に使えまへんな…」というアホは一生DTPやっとれ!って感じです。

3年前マルチメディアと言う言葉がさかんに取り上げられた頃、知り合いのデザイナーはDTPの仕事をさっさとやめてマルチメディア・オーサリングのデザインの仕事にシフトを変えた。その後、そのスタジオが儲かっていることは言うまでもない。CD-ROMビジネスもそろそろ下火かな…と考えてそろそろInterNetかな?と思ったらしい。その彼がPIPPINに期待している。

企業が経費節減を声に出して、かれこれ3年。その間、印刷物は減り、DTP(デジタル)によってますますコストダウンを計ろうとしている。そこにPIPPIN。

フロッピーディスク3枚とCD-ROMではどちらの材料費が高いか?500ページのカタログ印刷とCD-ROMでは?会社の会議室、研修室、社員食堂、支社、支店、フランチャイズの店頭、スタッフルーム…どこにでもテレビはある。もちろんリビングにも。アタッシュケースに入るPIPPINを接続すれば営業マンにとっても立派なツールになる。そして、なによりもPIPPINにはCD-ROMを制作するにあたっての“ライセンス費”というものがない。

がんばれバンダイ。儲かったらAppleを買収してね(笑)。

125日・曜日

久しぶりに昨日の夜、徹夜をしました。いつも、だいたい3~4時まで起きているのですが、今回は久々の完徹。一睡もできないで朝を迎えそのまま仕事の打ち合わせに出掛けました。さすがに徹夜はこたえます。

職業柄、他の人よりは徹夜に強いのですが、やっぱりトシのせいでしょうか?37歳の体には、さすがにこたえます。よく考えれば今年で40歳ですもんね。

それにしても、よく徹夜をします。デザイナーという因果な仕事のせいでしょう。30歳をすぎて再就職した頃から、より一層徹夜が増えたような気がします。その会社にはアートディレクターとしてヘッドハンティングされたので、ギャラ(給料)は同じ年齢のサラリーマンよりは多くもらっていたのですが、その分徹夜も多かったです。その後、Macintoshを使ってDTPの仕事がメインになると徹夜はより一層増えました(32~34歳頃)

当時のことを振り返ると、涙がでます(笑)。ほとんど毎日徹夜でDTPのデータを制作して、イメージセッターで出力する生活。当時はマシンもシステムも不安定で、加えてノウハウがない!(これは当時日本中のDTPユーザーが同じ悩みを抱えていた)。1週間で1日家に帰るような生活。着替えを取りに帰ることと、風呂に入りにです。今思うと当時は汚かったんですね(笑)まるで単身赴任のような生活でした。

その後独立して、大阪の南森町というデザイナーの町にオフィスをかまえたのですが。そこにはキッチンとユニットバスがありました。なまじそんなものが付いているものだから(おまけに徹夜を予測してソファベットまで購入した)、ますます家に帰らないようになり、1ヶ月で1日という状態。単身赴任どころか、まるで別居ですよね。1年前ボクが自宅で仕事をするようになった一番の理由は、本当はここにあるのかもしれません。

126日・曜日

Netscape 2.0b6aを入手しました

いいのか、わるいのか分からないのですが、とりあえず新しいものに変更です。というのも最新のヘルプアプリケーションを使うときには最新のNetscapeがいいと聞いたからです。なにがよくなったのかボクにはあまりよく分からないのですが、表示のフォントのイメージが変わったように感じます。特に行間が詰まって見えます。またフォントサイズも1.1に比べると若干小さくなったように感じます。

問題は若干不安定なところ、まだバギーなんですね。接続中に原因不明のエラーでハングしてしまいます。

ところで、ホームページを作ってられるみなさん!レイアウトで悩んだりしませんか?ボクはページレイアウトの際に、左右のサイズについてよく悩みます。左右のピッチはどのサイズに合わせていますか?特に写真を混ぜてレイアウトするときにアレコレ考え込んでしまいます。DTPを長年やっていたせいでしょうか?組版のプロポーションが変わることが堪えられないのです。

また、フォントのサイズもそう。ユーザーの皆さんが、どのフォントで、どのサイズをデフォルトにしているのか気になります。

127日・曜日

どっひゃ~!なんじゃこりゃ~!
こんなもん、反則やんけ~!びっくりした~!

というのがボクの感想。なにが?ってShockWaveですがな…。昨日ShockWaveを入手したのです。ウワサには聞いていたShockWave。さすがに凄い!ちなみに、さすがにPineappleカンパニー。既にShockWaveのページを作っています。ケイレンするPineappleくんがカワイイ

それにしても以前のRealAudioの時もそうだったけど、InterNetの技術の進化には毎回驚かされてばかり。実は昨日Macintoshで動くVRMLも見てしまった…。「こうなって欲しい」と思うことが次々に実現する。ボク達クリエイターはその恩恵を受けて、ジャブジャブ新しい技術を取り入れて、新しいモノを作っていかなくてはならない…と思う。

それにしてもShockWave…。こんなもん見てしまったら仕事ができない。土曜日も日曜日も仕事がいっぱい詰まっているのに、ShockWaveのページを作りたくなる。困ったもんだと思う(笑)

129日・曜日

おかげさまで、仕事は順調(だと思う)世間は相変わらず不景気で、DTPやっているデザイナー連中は「仕事がない」とか「ギャラが安い」とか嘆いている。ボクの場合、仕事のメインをInterNetに移行したのがヨカッタのかもしれない。次々と仕事がまわってくる。ありがたいことです。クライアントの皆さん、この場を借りて感謝!(ほんまでっせ~、ありがとうごじゃいます) 仕事が忙しくなると、その仕事を確実に仕上げなくてはならない。当たり前のハナシ。皆さんもご存じのようにSilicon Cafe'は森川ひとりで作業を行っているデザインプロダクションです。その分仕事の配分、時間配分が大きく出来を左右します。加えて、昨年の11月から、自宅と尼崎のDC工房の二つを仕事場にしているので、結構バランスが取りにくい

DC工房はパーティションで囲まれたブースなので結構集中して仕事が出来る…筈なのですが、なかなかそれが上手くいきません。…何故か?それは誘惑が多いからです。机の上に設置されているPoworMacintosh9500にはInterNetの専用線が来ています。接続料金や電話料金を気にしないでネットサーフ出来るメリットは、情報収集の域を越えてついつい趣味に走ってしまいます。またシリコングラフィックスやAVIDなどの個人では買うことの出来ない高価な器材(=オモチャ)そして豊富な資料図書…。ついつい遊んでしまいます。誘惑に負けない自分自身の確立が今ボクのテーマです。

やっぱり仕事に集中できる快適な環境は自宅です。最近は子供や嫁さんもすっかり慣れたもので、仕事の邪魔はほとんどしません。自分の好きな音楽を流し(これはDC工房も同じですが)気に入った明るさの照明で(ボクは蛍光灯の真っ白の照明は好きではないので…)コーヒーも紅茶も梅こぶ茶も飲める環境。そして何よりも仕事しながらタバコが吸える。これです!DC工房は禁煙なので部屋を出てロビーでタバコをすわなくてはなりません。はっきり言ってこれが凄く苦痛なのです。

仕事環境が快適でも、自分自身をコントロールする事は同じ。自宅からもInterNetやFirstClassに接続して、息抜きのつもりが、ついつい会議室に書き込みをしたり、チャットをしたりします。また、こうして自分のホームページをドンドン更新したり、デジタルコラージュを作って遊んだりしてしまいます(笑)

130日・曜日

昨日、家で仕事をすることの快適さを書いたからではないが、本日は終日、家で仕事をしている。またまた某企業のホームページ作成の依頼を受けているのである。今までDTPの仕事も家でやっているから、器材環境とかは全然問題なく進行できる。必要なものはMacintoshとスキャナとISDNカード、あるいはモデム。DTPの頃はこれにPostScriptプリンタが必要だったのだが、最近はプリンタに電源を入れないことの方が多くなってしまった。

リモートアクセスその中でも最も重要な器材はISDNカード(ボクの場合はエスコンピュータ製のPegasus)である。

今日も仕事の途中でDC工房のボクの個人ブースの中のMacのデータが必要になった。今までなら面倒でも、バスと電車を乗り継ぎ、片道40分かけて尼崎のDC工房までデータを取りに行かなくてはならなかった。しかし、今回ふと気が付いた。DC工房のマシンは全てネットワークで接続されている。InterNetもFirstClassも、もちろん各自のMacも…。

そこでDC工房の受付に電話をして、ボクのMacintoshの電源を入れてもらった。作業はこれだけ。

あとはAppleリモートアクセスで自宅のMacからISDNで接続して(これはパイナップルカンパニーとエスコンピュータならではの必殺技)、自分のMacintoshを呼び出すだけである。自宅のMacのデスクトップにDC工房のMacの画面が現れる。後は必要なデータをコピーするだけなのです。

その時間わずか20分程度。ボクはそのあいだ、コーヒーを入れてタバコを吸って、チョコレートを食べて、ついでにトイレに行きました。便利でっせ!


このページの
日記について

この日記は1996年に書かれてWebで公開していたものです。リニューアルに際して、当時の原文そのままを掲載しております。

ただし、「見出し」や「強調」「改行」などのマークアップは、現在のサイトのフォーマットに準拠するよう、ソースコードでの修正を行っております。

また、画像ファイルに関しても同様で、当時の画質そのままを使用しています。

リンクに関しては、掲載当時には有効であったが、現在は消滅しているものが、多いので、一部リンク設定を外しております。また、新たにリンク設定を修正したり、追加したものもあります。