チュートリアルのトップへ  ■コラムのトップへ ■オリジナルプロダクト ■制作料金


2000年から2001年の間、おそらくずっと仕事をしている。だって不意打ちのよ うにFireworks 4が発売されてしまったんだもん。ほんまにねえ…1年間でソフ トウェアが2回もバージョンアップするなんて、DTPの時代には考えられなかっ たことだよな。それだけスピードが早いということなのねん。

だから年末年始、もちろん2001年になっても当分の間はFireworks関連のコン テンツ(Web・映像・執筆・セミナー)制作においかけ回されているのだろう。 そうこうしている間に、また次のバージョンが出るのかな? そして2002年が やってきて、また次のバージョンが出て、2003年がやってくる…。

その間にまた次々に新しいテクノロジーが登場するのだろう。まったく! こ の業界はどうなっているんだ。全く先の予想がつかない。とにかく今は目先の 仕事をなんとかやっつけるだけで精一杯なのである。

でも、誰もが予想できない世界だからこそ面白い。僕だけが予想がつかないの なら不公平だけどさ。みんなが手探りで未来を見つめている。

先日の大阪のイベントでマクロメディアの手嶋社長が、この業界は「猛烈に忙 しくて儲かりまくって、人出が足りない人達」そして「必死になって徹夜して いるのに儲からないと嘆き、DTPの頃よりも状況が悪化している人達」と二分 化されている…と言っていた。まあ、僕なんか決して「儲かっている」と胸を 張れるような収入ではないけど、それでも人並みにはやっと生活できるように なった。

考えてみれば、もしもWebの仕事をしていなかったら…もっと切羽詰まった年 末を迎えていただろうし、Webの仕事を開始するのが遅れていたら、やはり悲 惨な年末を迎えていただろう。もっとも年末年始も休めない程忙しいので、同 じように悲惨なのかもしれないけどね(笑)

僕はDTPの仕事も長い間していたので、そっち方面の情報も入ってくるのだが、 やはり多くの人達が、仕事がないと悲鳴を上げている。あっても単価の安い仕 事で儲からないと嘆き「Webはやっても儲からないし、時間ばかりかかって徹 夜ばかりになってしまう」と愚痴をこぼしている。

なんでやろ? と僕は思う。ボク自身Webの仕事はDTPの頃よりも短時間で終わ ってしまうし、個人で大きな仕事を任されることも多くあるし。ネットワーク とフットワークを使えば、大きな仕事もなんとか納品まで漕ぎ着けることがで きる。もっとも「森川眞行」という個人の仕事(執筆やセミナー)では大変だ けど、これは特殊なものだろうしね(Webや映像なんて個人の企画なので、勝 手に自分の首を絞めているのかもしれないし…)。

じゃ、その人達と僕の差はなんやろ? と思うわけです。それはセンスとか、 デザイン力なんかではなく、おそらく「情報」の差だと思うのですよ。それは ツールをひとつとってみてもそう思う。FireworksとDreamweaverを使っている から本当に仕事がシステム化されているし、短時間で納品も可能だ。ルーティ ンワークを短時間で始末できるのであれば、余った時間で仕上げにかける時間 を多く取ることができる。プレゼンなら「もう一案」作ることだって可能なの である。

新しい情報ってのは、これからの時代を乗り切っていく大きな武器になると思 う。一旦「新しい情報」を手に入れて使いこなすコツを知れば、それらはイモ ヅル式にさらに新しい情報にアクセスしていく。

個人的には、忙しくて先の事を考えるとうんざりすることも多少あるが、それ でも今僕は仕事が楽しい。儲かるとか儲からないとかは別の話として、今はや りたい仕事をできることに幸せを感じているし、何よりも仕事をしていて楽し いのである。これは重要だ。

そういえば、今年は夏休みがなくて秋に夏休みをとったんだけど、このままで いくと春になる頃に年末年始の休みを取ることになるのかもしれない。

※この原稿は日刊・デジタルクリエイターズに掲載したものです。 この号では、スタッフ4人が2000年の締めくくりに短いコラムを掲載すると言う企画で執筆したものです。

目次にもどる] [前のコラム] [次のコラム

  

このWEBサイトに掲載されている文書・画像・映像・写真等の著作権はSilicon Cafe'に帰属し、許諾なく 複製・頒布を行うことは 法律で固く禁じられています。 Copyright (C) 1995-2003 Silicon Cafe'. All rights reserved