チュートリアルのトップへ  ■コラムのトップへ ■オリジナルプロダクト ■制作料金
やっぱりオフラインはいいね〜----1998年05月13日

メールマガジン【日刊・デジタルクリエイターズ】をボクと柴田さん、神田さんと開始してそろそろ1ヶ月が経過する。【日刊・デジクリ】はボクが所属するTOWERSを中心に、日本初のPDFマガジン編集長・柴田忠男さん、そしてこの関西インターネットプレスの神田敏晶さんの3人の共同編集の形で続けている。

TOWERSは大阪の北浜にオフィスがあり、神田さんのオフィスは神戸、そして柴田さんのオフィスは埼玉である。ちなみに神田さん、柴田さんは自宅をオフィスにしているSOHO組である。地図の上ではバラバラだが、とりあえず今のところ何の問題もなく日刊紙の編集を続けている。実はこの日刊紙では未だに3人の編集長が顔を合わせて編集会議をしたことがない。創刊前に柴田さんが仕事で大阪に来られたついでに、北浜のオフィスで3人揃う筈だったのだが、神田さんの体調不良でボクと柴田さんだけの会議になってしまった。その後、日刊紙を創刊してからは電子メールだけの打ち合わせで進行しているので、未だに3人揃っての編集会議は行われていない。

それでも日刊紙というプロジェクトを継続できるところが、インターネットの凄いところだ。打ち合わせは電子メール、3人だけの伝言板も公開している。おまけにボクも柴田さんもインターネットで日記を公開している。これだけ距離が離れていても、誰が何をしているのか?何を考えているのかが把握できる。柴田さんの住む埼玉から遠く離れていても、柴田家の愛犬の情報をボクは知っている。

先週、神田さんがイキナリTOWERSの仕事場にやってきた。実際に顔を合わせるのは久々だが、毎日何通も何通もメール交換しているので、話題がリアルタイムで進行する。合っている間の密度が濃い。日に何度もメール交換しているのに、話題が途切れることがない。共通の話題が多いのである。その間、ボクと神田さんが時々声に出して同じ台詞を言う…「やっぱりオフラインはいいね〜」
ネットワークオンリーで仕事を組み立てているから、余計にオフラインの良さを感じてしまう。会話をすることの有難味を満喫する。

夕方から来られた神田さんは、ボク達がオフィスを撤収する夜の11時まで一緒にオフィスに残っていた。その後、ボクの自宅までの車の中と、途中のファミリーレストランの中でもずっとふたりは喋り放し。合計7時間、休みなしでデジタルの仕事について話をしていた。その間、多くのビジネスアイデアが次々に沸き出来てきた。全てを実行できたら、ボク達はスグに大金持ちになると思う。

それにしても、ホンマによく喋った。あの神田さんが別れ際には声が枯れていたのである(笑)我ながら日頃のネットワークのストレスが溜まっていたのだと実感する。

神田さんに限らず、ネットワークで知り合って、はじめにメール交換でお互いを理解していると、オフラインで初めて合っても話題に困らない。みなさんも経験あるでしょ?オフ会とか…。

ボクの場合、一日にやりとりするメールの数は約60通。これにはメールマガジンやメーリングリストは含まれていない。なおかつ全てのメールが仕事に関係している内容である。前にも書いたが、ボクと同じフロアで仕事をしている、アシスタントとは1日平均20通のメールをやりとりしている。歩いて5歩の距離で、声を出せば届くところなのに。Cc.を使えば会議の量も減る。仕事も効率的に進行するようになる。毎日顔を合わせているスタッフでも、メールによるコミュニケーションは重要だと思う。電子メールは組織の中を活性化させる。

ただし、活性化することによって次々に仕事が生まれ、ぬかるみ(笑)にハマルことも事実だ。実は本日、出張していて終日全くメールを見れなかった。帰宅してからメールボックスをあけると、いつもの量のメールが届いている。全てをチェックして返事を書き終わり、この原稿を書いているのだが、外は明るくなっている。夜が明けてしまった。1日で2日分の仕事をした気分である。嘆いても仕方がない(笑)だって、返事を延ばしたところで、また明日新しいメールがやってくるのだ。そして今日書いたメールの返事もやってくる。

線路は続くよ、どこまでも…。ひー。

【プロフィール】
森川 眞行/もりかわ・まさゆき
1958年大阪府茨木市生まれ。 1981年大阪芸術大学美術学科彫塑専攻卒業。以降17年間グラフィックデザイナーとして活動。9年前Macintoshに遭遇し5年前にシリコンカフェの名称でフリーランスになる。同年、関西DTP協会を設立して初代会長に就任。2年前にG-TOOLという素材フリーサイトを作り、それを機に昨年、G-TOOLをコアにした新会社・タワーズ株式会社を設立。取締役に就任。今年から【日刊・デジタルクリエイターズ】を開始した。


← 前のコラムに戻る 次のコラムに進む →


  

このWEBサイトに掲載されている文書・画像・映像・写真等の著作権はSilicon Cafe'に帰属し、許諾なく 複製・頒布を行うことは 法律で固く禁じられています。 Copyright (C) 1995-2003 Silicon Cafe'. All rights reserved