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1月10日・携帯待ち受け画像 |
私の使っている携帯電話は、J-Phone。今までは通常の連絡業務以外には積極的に使っていなかったのだけど、最近は携帯で時々Webにもアクセスすることが増えた。そんな中で携帯サイトというものに対しても少し興味を持ち始めている。
なかでも最近待ち受け画面について、興味を持っていてシリコンカフェとしてやっているG-TOOLのように画像を中心にした素材サイトを作ってみようか…と思うようになった。そんな中で書店で販売している雑誌(ムックかな?)で「携帯待ち受けサイトカタログ」というものを入手した。
その本では、現在公開されている待ち受けサイトの画像を掲載してあるのだが、そのサイトを見てびっくり!
カテゴリとしては、写真・イラストに分類され、さらにスポーツ選手とか芸能人とかキャラクターとかに分類されている。そして掲載されている画像の多くは著作権・肖像権を全く無視したものであった。しばらくはその本を見てフリーズしてしまったのである。
G-TOOLを開始したのは今から8年前。その時に大きく頭を悩ましたのが著作権と肖像権の問題だった。当時はホームページというものが、個人の趣味の範疇なのか、公共的なものなのか…という部分で、まだ議論も未成熟で結論も出ていなかった。個人サイトという部分で解釈するなら、個人の部屋を飾るポスターや、個人のスケッチブックに描くキャラクターの似顔絵。そんなものとしてサイトを解釈すれば誰も文句は言わない。個人の部屋に友人を招き入れて、壁に貼ったポスターを見せても肖像権違反とは言わない。しかしホームページは個人が所有するものかもしれないが、不特定多数が無制限に訪問できると言う特性を持っている。ここで「個人」という解釈が変わって来るのだと思う。さらにそのページに広告バナー等を取り付けて、収入を得ているのらば、個人のページでも立派なビジネスなのだ。仮にそのバナー収入が雀の涙だとしても…。
その雑誌に掲載されている待ち受けサイトが、広告収入を得ているのがどうかは解らない。しかしインターネットでは広告収入がどうあれ、肖像権というものに対してはけっこう厳しく取り締まられている。例えばテレビでオンエアされたタレントをキャプチャして動画としてアップロードする。気にいっているCDの曲をMP3に変換してサイトで公開する。これは明らかに著作権や肖像権に反している。仮に一銭も利益を産まないとしても。
さらに言うならば、イラスト好きの人間が、芸能人の似顔絵を書く。幼児がディズニーやサンリオのキャラクターの似顔絵を描く。趣味の世界であろうが、それをWebで公開すると、それも肖像権を侵害していると言われるのである。もちろん現実の問題として、幼児が描いたミッキーマウスのイラストをWebで公開したからと言って、それに対してイチイチ肖像権侵害だ!と目くじらをたてられることは稀だと思うが、その規模が数万点になっていればどうなるだろう。日本中…いや世界中の幼児が描いたミッキーマウスのサイトがあれば、きっとウォルトディズニーは黙っていないだろう。
ちょっと話が大袈裟になったかもしれないが、インターネットで個人の情報の範疇で、著作権や肖像権に関しては本来厳しく行なわれているが現実だ。もちろん定義が曖昧なこともあり、いきなり厳罰に処されることは無いけど、突き詰めて考えると、素材集として販売されている写真やフォントについても著作権を気にするべきだろうし、たまたまデジカメで撮影した画像に写っているモノに対しての肖像権も考えなくてはならない。
とは言うものの、その雑誌に掲載されている画像は、どれも楽しそうだった。考えてみれば、お気に入りの画像をコレクションするという行為は、個人で楽しむ範囲では純粋に楽しい。さらに自分が所有している画集やデザインされたグッズをデジカメで撮影したり、スキャンニングしてコレクションする行為は、とても楽しいことだ。そして、もしも知人がそういったコレクションをしているとしたら、見てみたい…という欲求は自然なことだと思う。
だからと言って、肖像権を無視した雑誌を発行したり、サイトを公開し広告を掲載したりするのは、少し無法者の行為だとは思う。
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