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FIRECRACKERの問い合わせが増えている

昨年末にリリースしたFIRECRACKERサイト編・Vol.1の問い合わせメールが急増している。
正直、思ってもみなかったような反響と問い合わせが、毎日数通の電子メールでやってくる。

何が思ってもみなかったのか…と言うのを説明しよう。

実は、FIRECRACKERサイト編という製品は、私自身は個人ユーザーをターゲットにしたものであった。
個人でWebサイトを構築している人々を対象にして製品を作った。もちろん、それはこのWebサイト、シリコンカフェそのものが
個人でWebサイトを作成しようとしている人を対象にしているからだ。それはここにも書いていることであり
実際に、今までのメールのやりとりとか、セミナーなどでも、そういった個人が圧倒的に多かった。

FIRECRACKERサイト編も、そういった人たちが中心となって購入してもらえると思っていた。
事実、今まで販売した(今でも販売してますよ)、ビデオやFIRECRACKER素材編は、そういった方々を支援する目的で作成したし
実際に、そういった層のお客さまに買っていただいている。

しかし、今回のFIRECRACKERサイト編は、ちょっと違う。

問い合わせのメールで、多いのが、企業なのである。企業…とひとくくりにしてしまうのは乱暴なのだが
会社組織という単位で購入していただくことが多いようなのだ。
また、それと同時に個人での購入でも、いわゆるSOHOといわれる層。

つまりWebを仕事としている層なのである。

実は私も、FIRECRACKERサイト編をリリースする前に、リサーチといえば大袈裟だが、幾人かの
Webデザイナーに意見を求めてみた。その多くは、FIRECRACKERサイト編のようなものが市場に登場しても
別にWebデザイナーの仕事は変わらないし、影響もないだろう。…ということだった。

それには、私自身もWebデザイナーとして考えてみれば、同じ事を思う。
クライアントからの依頼で作成するものに、出来合いのレディメイドを使うことは、ある意味でプロのプライドに反する。
クライアントからの依頼にコツコツと丁寧に対応することが、Webデザインの仕事の本筋であろう。

しかし、問い合わせで多かったのは、そのプロのデザイナーからであった。
「FIRECRACKERを使って、本当に引き受けた仕事に使っていいのですか?」といった内容が数件あった。

そして、その後何度か意見を伺ってみると、なるほど…と思えることがわかった。

先に書いたように、FIRECRACKERはプロのクリエイターが、そのまま使うようなテンプレートではない。
そのことは、テンプレートを作成した私自身がよく知っていることだし、FIRECRACKERそのものも
プロの現場で使用するのなら、デザインをカスタマイズして使うことを推奨している。
デザイナーは、それぞれにデザインの感性も異なれば、テイストも違って当然なのだから。

…なるほど、と思ったのは、FIRECRACKERをベースにとりあえずのラフ案を作れてしまうことだという。
ある購入者の方は、すでにオリジナルのデザインを幾通りか作成して、
それをオリジナルのテンプレートとして、仕事を受注する体制を整えていると言っておられた。

なるほど…と思いつつ、実はこの方法は私が、もしプロがFIRECRACKERを使うのであれば
こういった方法が効果的だろうなあ…と思っていたことなのである。
たぶん、プロにとってFIRECRACKERのデザインの部分は、あまり必要のないことなのだ。
FIRECRACKERで重要なのは、その構造である。
多くの機能が、短時間でサイトを構築し、サイト構築に必要なパーツ(グラフィック)を作成・管理できる仕様になっている。

そう、FIRECRACKERサイト編は、単なるテンプレートではなく
Webサイトの構造を製品化したものなのである。

発売後すぐに、このことに気が付いたクリエイターが多いことには驚かされた。
さすがに敏感な人というのは、存在するのだと実感した。

そういった、制作側の人々がFIRECRACKERに興味を持ってくれたのは嬉しく思うが
もうひとつの別の層の購入者も増えてきている。それはWebサイトを発注する側。
つまりクライアント側がFIRECRACKERを求めているのだ。
これについては、明日また詳しく書いてみる。

昨年の秋から、私自身ずっとこのFIRECRACKERを作成していて、あまり他のWeb制作の現場や
発注側の動向から遠ざかっていたのだが、今回の製品リリースで色々なことがわかってきて面白い。
また、今後もこのようなレポートをしていこうと思っている。
 

  

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