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完全失業率が5%台になった

完全失業率が5%台になったらしい。

私の場合、会社務めから遠く離れてしまっているので、あまり実感がないのだが、
フリーランスのデザイナーとして、仕事をいただいて家族を養っているものとして感じる事は
確かに、世の中の景気はどんどん悪くなっているようだ。
あちこちで、予算が削られていることも事実だし。少ない予算の中で多くのリクエストを出す企業も増えてきている。

5%の失業率というのは、現時点で330万人になっているらしい。
330万人が職を失っているというと、あまり実感がないが330万人を構成しているのは何世帯くらいあるのか?
家族を養う立場のものが、職を失っているということを考えると、これはつくづく大変なことだと思う。

私の場合は、今から8年くらい前にフリーランスとして独立した。

…なんて書くと聞こえはいいのだが、実際には務めていた会社が倒産して失業者になったのである。
自主退社ではなかったので、結構早くに失業保険を貰うことができた。
当時ももちろん、一家の家長として家族を養う身であったが、当時はそれほど就職難ではなかったので、
「今まで働いたぶん、ちょっと休憩」という気持で、ありがたく失業保険を受け取った。

毎週一回職業安定所(今はハローワークと言うらしい)に出向いて、現在の状況を報告する。
失業中はアルバイトを含めて、収入を得てはならない。
私の場合、フリーランスとして活動していく事を決めていたので、実際に収入を得るような活動はしていなかったが、
それでも数カ月後に開業することを前提に、あちこちに挨拶回りなどをして営業活動らしき事をした記憶がある。

今から考えると呑気なものだと思う。

しかし現在の失業率の問題は、かなり深刻だと言う。
私の場合、以前会社に務めていた…と言っても、その当時から会社と個人を別けて考えていた。
デザインや広告、そして最近のIT関連の情報産業に従事している人々の多くが、おそらく同じような考えをしているのではないだろうか?
特にデザイン会社の社員で終身雇用制度を信じている人は少ないように思う。

それぞれが、自分の腕だけを信じて働いている。会社が倒産しても腕があれば食っていけると信じている。
それは再就職だろうが、独立開業であれ同じ事だと思う。
いま失業者の中で問題になっているのは、技術や特技、資格がない人々の再就職だと言う。

私の場合デザインをすることで、ずっとメシを食ってきた。それは単に長く経験をつめばいい…というだけの問題ではない。

私のようにデザイナーをする…と決めて働いてきた人間に、10年前突然コンピュータが目の前に現れたのである。
当時は、今までのスキルをゼロに戻し、初心者からやり直し…というコンピュータの勉強に誰もが拒否反応を示した。そりゃそうだ。

しかし、私はあえて今までのスキルをゼロに戻した。コンピュータで言うなら再インストールというところだろう。
その中でDTP、ポストスクリプト、3D、アニメーション、ノンリニアビデオ編集、Webデザイン…
… と毎回新しい技術に追い付いていかなくてはならなかった。

はっきり言って辛かった。…というか今でも新しい技術に追い付いていくのに必死だ。

企業ないの人間であれ、フリーランスであれ同じこと。
刻々と変化する状況に追い付いていくのはしんどいことだ。
しかし必死で学んで行こうとする人にだけ、次のステップが用意されているように思う。

私が、このサイトでWebデザインのトレーニング行っていることは、
少しは世の中の失業問題に貢献できるのかな…?
 

  

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