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改行…って大切だと思う

1999年に初の書籍を執筆して依頼、原稿を書くことが「仕事」のひとつになっている。もちろん文章を書く事は本業ではなかったし、専門のトレーニングも受けて来なかった。ゆえに、始めての書籍を出版する際には、出版者の編集担当の方に多大な迷惑をかけた。

本を書く時は、まず原稿を優先する。ほとんど殴り書きのような内容を電子メールで送り、出版社がそれをプリントアウトして、朱書きを行う。私の場合の初校は、本当に「まっかっか」になって戻って来た。なんせ今までろくに文章も書いた事がない人間が本を執筆するのだから、よくよく考えると無謀な話である。

しかし、その経験は私にとって大きなプラスになった。真っ赤に朱書きされた訂正紙を見て、「なるほど…こう言い換えればいいのか」「ほう、ずいぶんスッキリした文章になったなあ」などなど。もちろん、今でも私の文章は回りくどく、後で自分で読んでも「なんじゃこりゃ?」という表現が多いのだが、この時の経験がなければ、さらに最悪な文章を掲載していることだろう。

特に、私の文章は1つのセンテンスに句読点が多く、だらだらした文章になってしまう傾向がある。編集はそこをスパっと切り、長い文章は分割して読みやすくしてくれた。また改行の支持も的確であった。

昨日、このコンテンツを読んでいて思った第一印象は「読み難い!」という一言だった。今回、一連のページは左右を760ピクセルに固定してある。そのために、こうして左右いっぱいに文字を入力すると、一行がとても長くなってしまう。今後はこの「読み難さ」を回避するために、一行の幅を短くしたり、左右どちらかに空きスペースを作ったり、画像を挿入することを検討しているが、とりあえず大切なのだ『改行』だと思った。

改行に関しては、以前「日刊・デジタルクリエイターズ」というメールマガジンを立ち上げた時も大いに悩んだ。電子メールもWebも、紙とは異なり、あまり長い文章は疲れる。紙の場合は、びっしり並んだ文字が時として美しく感じる場合もあるが、モニタで読む文字というものは考え方を変えて行かなくてはならない。

文字を書く事が本業ではない私が、実際に文章を書くことを経験したことによって、「見栄え」のデザインよりも「読みやすい」デザインを重視するようになったことは確かだ。…と言ってもまだまだ過渡期だけど。
 

  

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