
サイトのリニューアルを行っている。すべてのコンテンツのデザインフォーマットを統一するために、一旦過去に作成した全てのページを1ページづつ開いて修正を行わなくてはならない。当然その中には3万点の素材を掲載しているG-TOOLも含まれている。
今回の更新にはDreamweaverを使っているので、検索置換や、サイトウインドウでのディレクトリ変更など、数多くの便利な機能を使ったのだが、それでも確認のために全てのページを一回は開いてみなければならない。こ…これが本当に大変な作業なのである。G-TOOLは3万点の素材を掲載しているが、平均すると1ページ当たり5点の素材を掲載していることがわかった。そう…つまり7000ページのHTMLを更新したのである。
まあ、この時の苦労話は別の機会に述べるとして、なにわともあれ、7000ページをHTMLを開き3万点の素材を確認するという作業は自分にとって様々なことを考えるよいきっかけになった。G-TOOLは1996年より開始したコンテンツなのだが、実はこの数年、作った本人は全く見ていなかった。これはG-TOOLと言わず、他のコンテンツでも同じなのだが、クリエイターの作業として成果物は作成途中に一番エネルギーを使う。そして完成したり納品を終えたりすると、途端に今までの情熱は消え去ってしまうものだ。少なくとも私の場合はそうだ。
しかし、たまには自分の作った過去の作品にじっくり時間をかけて出会うことも必要なのだな…と思った。中には「これ、本当に俺が作ったのか?」と思う作品に出会うこともある。もちろん良い意味でも悪い意味でもね。あまりのお粗末な出来にがっくり来たり、思いもよらぬ良い結果に励まされたり…と一喜一憂しながら過去の作品に向かい合う事は重要な事ではないだろうか?
昔のアルバムをめくって、ノスタルジックに浸ることではなく、「いま」を生きて、新しいモノを作っていく刺激として過去に向かい合う事を、これからも時々行っていこうと思った。そして過去に於いてもじっくり時間をかけて、手を抜かないで作った作品は、今でも説得力があるものだ。それは作った本人が一番よく知っている。熱中して制作をしていた頃の情熱がよみがえってくるのが実感できる。もちろん過去の自分に負けるわけにはいかないから、こんどはそれを越えるようにまた全力投球していかなくてはならない。
その繰り返しが、未来の私に力を与えてくれるに違いない。 |
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